優れた政策を立案した自治体首長や議会、団体などを表彰する「第16回マニフェスト大賞」が12日発表され、マニフェスト大賞グランプリに「出産議員ネットワーク・子育て議員連盟」(東京都豊島区)が輝いた。次ぐ最優秀マニフェスト推進賞の市民・団体部門では沖縄県から那覇市立仲井真中学校の伊波勝之教諭が受賞した。

マニフェスト大賞応募のHP

 伊波教諭は「住民として地方自治を考えよう」の単元で授業を実施。生徒らは地方政治の現状と課題を学び、市議を講師に招き市の課題について理解を深めた。その後、市に必要な条例案を生徒自身が考え、陳情として市議会に諮った。

 同定例会では、障がいのある人との触れ合いを大切にする「ハッピーチルドレン条例」や「9カ年皆出席で5万円プレゼント条例」など中学生ならではの10件を審議。このうち、性別に関係なく制服のスカートやズボンを自由に選べる「中学校制服自由条例」が採択され、注目を集めた。

 審査員講評では「中学校の授業で、市議会に陳情まで行ったのは極めて先駆的。リアルの政治に触れることによる主権者教育の効果は大きく、市議会にとっても刺激になったのではないか」との意見があった。マニフェスト大賞は2006年に創設。早稲田大マニフェスト研究所と毎日新聞社の共催で、共同通信社が後援している。

 そのほかの受賞者は以下の通り。

▽最優秀マニフェスト推進賞<首長部門>  加賀市長 宮元 陸(石川県加賀市)
▼最優秀マニフェスト推進賞<議会部門>   出産議員ネットワーク・子育て議員連盟(東京都豊島区)
▼最優秀政策提言賞 = 足立区議会議員 小椋 修平(東京都足立区)
▽最優秀成果賞  =  遊佐町少年町長・少年議員公選事業(山形県遊佐町)
▼最優秀コミュニケーション戦略賞 = 一般社団法人リテラシー・ラボ(東京都世田谷区)
▽最優秀躍進賞 =西条市議会(愛媛県西条市)     
◆審査委員会特別賞(優秀政策提言賞)WOMANSHIFT(全国・その他)     
◆特別審査委員賞(箭内道彦選)  生坂村議会議長 太田 讓(長野県 生坂村)
◆特別審査委員賞(箭内道彦選)  若者と政治をつなげる会(福岡県 飯塚市)
◇特別審査委員賞(秋吉久美子選) さいたま市議会議員 高子 景(埼玉県さいたま市)