沖縄では毎年10~11月、県外から沖縄を訪れる修学旅行シーズンのピークを迎える。沖縄県によると2019年には年間40万9000人が修学旅行で来県していた。修学旅行の目的の一つが「平和学習」。沖縄タイムスとYahoo!ニュースよる 共同アンケートでは、回答した2000人のうち60.5%にあたる人が沖縄戦を継承する責任について「自分にも沖縄の人にも継承する責任がある」と答え、「沖縄の人に取り組んでほしい」(23.1%)と回答した人の2.6倍に上った。他県で暮らしながら、修学旅行などでの体験をきっかけに「沖縄戦を次世代に伝えたい」と話す人々の思いを聞いた。

 アンケートに回答してくれた山本彩さん(35)=三重県=は今年、子どもが生まれたばかり。仕事柄、修学旅行を三重に誘致していることもあり、沖縄の平和学習には関心を持ってきた。
 山本さん自身も学生時代に修学旅行で沖縄を訪れたことがある。自然にできた洞窟で、戦時中は壕としても使われた沖縄の「ガマ」の中では、...