優雅な銅褐色が、近づくほどにうっすら七色に輝いている。貝殻が大小細かくちりばめられて、生き生きと光を放つ螺鈿(らでん)細工。馬の背に載せる鞍(くら)に施されているのは極めて珍しいという▼伊平屋村の田名集落に伝わるウンジャミ(海神祭)で、神女たちが馬に乗り列をなす神事で使われた。