現行の子どもの貧困対策計画の最終評価報告書では、3指標が「後退」となった。

 就学援助世帯の児童の虫歯の未受診率は、目標値73・0%に対し、直近の2020年度は80・2%。19年度は71・5%まで改善していたが、悪化に転じた。

 背景には、新型コロナウイルスの影響で受診控えが起きたことや、検診日程の遅れがあるという。県は治療の必要性のほか、自己負担なく受診できる医療券の活用などを周知する方針。

 高校中退率は「全国平均並み」を目標に掲げたが、19年度は2・3%で、全国平均の1・3%を上回った。ただ、沖縄に拠点がある私立広域通信制の場合、県外の生徒が中退しても沖縄分にカウントされる。県立高校に限ると、14年度の2・2%から19年度には1・7%に改善している。

 高校の不登校生徒が相談・指導を受けた割合は目標値83・5%に対し、20年度は71・0%にとどまった。

 一方で、全国平均が例年50~60台なのと比べると、高い水準となっている。

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