沖縄気象台は24日、オンラインで定例説明会を開き、地球温暖化などの影響による沖縄地方の気候変化を報告した。対策が十分でなく温暖化が進行した場合、沖縄の年平均気温が3・3度上昇し、今世紀末に約26度になる可能性を指摘した。台風の発生頻度は減少するが、猛烈な台風は増加する試算も示した。

那覇の平均気温と沖縄の平均気温の変化

 3月に公表した「沖縄の気候変動監視レポート2021」や、気象庁気象研究所の予測などを基に報告した。

 県内の年平均気温は20世紀末(1980~99年)と比べ、21世紀末(2076~95年)は3・3度上がり、約26度となる恐れがあるという。気象台によると、1980~99年の那覇市の年平均気温は22・9度だった。

 年平均の最高・最低気温も、20世紀末から上昇する予想だ。最高気温は3・2度上がり約29度、最低気温は3・4度上がり約24度になる見込み。

 20世紀末にほとんどなかった最高気温35度以上の「猛暑日」の年間日数は、57日増加。最高気温30度以上の「真夏日」は92日増え約170日となる見通し。熱帯夜の年間日数は97日増加し、約180日と予測している。