都市型データセンターを併設した、沖縄セルラー電話(那覇市、菅隆志社長)の賃貸オフィスビル「沖縄セルラーフォレストビル」が26日、沖縄県那覇市東町の国道58号沿いに完成し、報道関係者らに公開された。

完成した「沖縄セルラーフォレストビル」=26日、那覇市

森をイメージした「沖縄セルラーフォレストビル」=26日、那覇市

完成した「沖縄セルラーフォレストビル」=26日、那覇市 森をイメージした「沖縄セルラーフォレストビル」=26日、那覇市

 Y字型の柱を並べ、森をイメージした外観が特徴のビルは、地上13階建て、延べ床面積8009平方メートル。ICT(情報通信技術)を活用した「スマートビル」で、昨年から運用している「沖縄~九州海底ケーブル」ともつないで高速・大容量のネットワークを構築している。

 また、建物中央部に吹き抜けを設け、地下からくみ上げた冷たい水を噴霧してビル内の温度上昇を和らげる「クールボイド」と呼ばれる施設を国内で初めて整備。壁面には熱を感知して自動で動くひさしも設置するなど、電気使用量の抑制でCO2(二酸化炭素)排出削減にも貢献する。

 さらに、横揺れで水平方向に65センチ動いても建物を維持できる免震構造を採用し、災害対応も強化している。貸オフィスやデータセンターの他、コワーキングスペースも併設。菅社長は「細部にまでこだわり抜いたビル。資源としてフルに活用し、沖縄のデジタル化に貢献したい」と話した。