▽井上荒野著「あちらにいる鬼」 1966年春、小説家のみはるは、出版社主催の講演旅行で気鋭の作家・白木に出会い男女の仲になる。一方、白木の妻は夫とみはるの関係を知りながらも、日常を淡々と生きる。作家・瀬戸内寂聴と井上光晴との恋愛をモデルに、光晴の娘である著者が描く長編小説。