犯罪の被害者や残された家族に必要な支援の在り方などを知ってもらおうと、広島被害者支援センターは27日、広島市で講演会を開いた。2004年10月、広島県廿日市市の自宅で長女=当時(17)=を殺害された北口忠さん(64)は、事件後に情報提供の見返りに現金を要求されたり、宗教勧誘をされたりしたといい「困った人を陥れるようなことはやめてほしい」と訴えた。

 広島被害者支援センターが開いた講演会で話す北口忠さん=27日午後、広島市

 北口さんは「犯罪被害者等の置かれた立場」というテーマで講演。「困ったとき、警察官などの的確で素早い対応が力になった」と話し、会場に集まった約130人が真剣な表情で聞き入った。(共同通信)