「やったー。日本一だ!」。プロ野球ヤクルトの20年ぶりの優勝に、春季キャンプ地の浦添は喜びに包まれた。東京ヤクルトスワローズ浦添協力会が27日、浦添市勢理客の結の街で開いたパブリックビューイングには松本哲治市長や市民ら約40人が結集。勝利を祝って雨傘を揺らした。

ヤクルトが20年ぶりの日本一を決め、喜びを爆発させる県内のファン=27日、浦添市産業振興センター結の街(小宮健撮影)

 接戦が続いたオリックスとの日本シリーズ。試合開始から5時間を過ぎても、大画面の前では多くのファンが、奮闘するナインを後押しした。

 1-1で迎えた延長十二回表2死二塁。代打の切り札、川端慎吾選手が勝ち越しの適時打を放つと、ファンらは「おーっ!」と総立ち。マクガフ投手が最後の打者を打ち取ると「よくやった!」と声が上がり、高津臣吾監督の胴上げに合わせ「ばんざーい」と両手を突き上げた。

 2年連続リーグ最下位から、日本シリーズ制覇の快挙。県内のファンでつくる「琉球燕(つばめ)」の新垣枝里さん(39)=那覇市=は「川端さんのタイムリーすごかった。十二回2死から泣けてきた。日本一になってくれて、ありがとう」とうれし涙を拭った。松本市長は「ようやく優勝を決めてくれた。おめでとうございます。ありがとうございます」と声を張り上げた。

(写図説明)ヤクルトが20年ぶりの日本一を決め、喜びを爆発させる県内のファン=27日、浦添市産業振興センター結の街(小宮健撮影)