厚生労働省が30日発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0・01ポイント低下の1・15倍で、8月以来2カ月ぶりに悪化した。厚労省によると、新型コロナウイルスの新規感染者数が減少し、緊急事態宣言が9月いっぱいで解除されたことにより求職活動が活発化。求職者数の伸びが求人数を上回り、その分、倍率が下がった。

 総務省が同日発表した10月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0・1ポイント低下の2・7%で、3カ月ぶりに改善した。

 有効求人倍率は求職者1人当たりの求人数を表す。都道府県別では、最も高い福井県が1・80倍。最も低いのは沖縄県の0・74倍。(共同通信)