走行中の電車内での刺傷事件や放火事件が全国で相次いでいることを受け、沖縄都市モノレール(ゆいレール)と沖縄県警などは30日午前、緊急時対処のための合同訓練を那覇空港駅構内で実施した。

ゆいレール那覇空港駅構内で、刃物を出した男の身柄を確保することを想定して、訓練に臨む沖縄県警の警察官ら=30日午前10時40分ごろ、沖縄県那覇市鏡水・同駅

 ゆいレールの職員や、ゆいレールが通過する豊見城署、那覇署、浦添署の署員や那覇市消防局の隊員が参加。①赤嶺駅から那覇空港駅向けに走行中の車内で、男が突然刃物を出してほかの乗客を威嚇②駅ホームでけんか口論をしていた男性同士のうち、一人が刃物を取り出す③走行中の車内での放火-の3パターンを想定して、およそ40分間訓練した。

  沖縄都市モノレールの上原国定常務は「高架の上を走っているため、事件事故が起きても必ず駅に到着させなければならないが、運転手は一人。だからこそ、警察や消防との連携が大切になる。今後も訓練を継続し、お客さまの安心安全を確保していく」と述べた。