オリオンビール(沖縄県豊見城市)は1日、新しい社長にシェービング関連製品大手のシック・ジャパン前社長の村野一氏が就任したと正式発表した。同日の臨時株主総会と取締役会で選任された。

会見する村野一氏=那覇市のホテルロイヤルオリオン

 村野氏は同日午後、那覇市内のホテルで会見し「沖縄から人を、場を、世界を笑顔にしたい。日本や世界の皆さんに素晴らしい、毎日飲みたいと思ってもらえるような商品を世に出していきたい」などと抱負を述べた。

 オリオンビールの社長ポストは、前社長の早瀬京鋳氏が「一身上の都合」を理由に今年6月29日に退任して以降、約5カ月間、空席になっていた。新体制では村野氏と副社長の吹田龍平太氏、専務の亀田浩氏の3氏が代表権を持つ。このほか、新たな社外取締役に日本マクドナルド上席執行役員CMOのズナイデン房子氏が就任した。

 村野氏は1962年、東京都生まれ。横浜国立大学卒業後、ソニーに入社。シンガポール、ユーゴスラビア、ドイツなどの勤務を経て1994年、ソニーハンガリーを設立。31歳で当時の最年少社長となった。

 その後、ソニーメキシコ社長などを務めてリコーに移籍。カメラ部門の営業・マーケティング・商品企画などを統括した。2015年には出版社大手のデアゴスティーニ・ジャパンに社長として入社し、アジア代表を兼務。18年から、シック・ジャパン社長を務めていた。