近畿管区警察局とNTT西日本関西支店は1日、増加する特殊詐欺被害に対応するため、連携を強化する協定を結んだ。高齢者が被害に遭いやすい特殊詐欺は自宅の固定電話にかかってくることが多く、NTTの情報通信技術(ICT)を活用して防止に役立てないか、情報共有を図る。

 連携協定を結んだ近畿管区警察局の小嶋典明局長(左から2人目)とNTT西日本関西支店の小川成子支店長(同3人目)=1日午前、大阪市

 協定締結を受け、管内6府県警の担当者も参加する会合を年度内にも開き、具体的な対策の検討を進める方針。NTTは利用客から相談を受けるサポートダイヤルを開設しており、人工知能(AI)で通話内容を解析し、特殊詐欺が疑われる場合に本人や親族にメールなどでリアルタイムで注意喚起する有料サービスも提供している。(共同通信)