沖縄県警宜野湾署は2日、管内の交番に勤務する30代の男性巡査部長(地域課員)が、器物損壊事件の被害者とその関係者の指紋や掌紋などが記された用紙を紛失したと発表した。

(資料写真)パトカー

 署によると、宜野湾市内の駐車場で車が損壊され、11月27日夕に通報があった。現場に駆け付けた巡査部長は同日夜、被害者と被害者が住むアパートの管理者から、それぞれ指紋や掌紋を取り、2枚の用紙を作成したという。用紙には氏名や住所、電話番号なども記載されていた。

 こうした用紙は署の金庫に保管しているが、捜査のために持ち歩くことが許されている。巡査部長もそうしていたが、今月1日の午後0時半ごろに2枚の用紙がないことに気付いた。その後、捜しているが見つかっていない。事件現場の駐車場などでなくした可能性が高いという。

 署は被害者らに謝罪したが、用紙が見つからない場合は、再度指紋や掌紋を採取することになるという。知念太副署長は「被害者や関係者の方に大変申し訳ない。再発防止を徹底したい」と話している。