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 国が農家に支払う2022年産サトウキビの交付金単価が3年連続の同額となった。国は、砂糖の国際相場が上昇しており、農家が製糖工場から受け取る原料代も上がる見通しで、農家の手取り額は増えるとみる。一方、燃料や肥料は高騰しており、農家からは「利益は減る一方だ」と不満も漏れる。農家数の減少や高齢化が進む中、機械化や規模拡大による生産性向上は大きな課題。制度整備などのきめ細かいサポートを国に求める声もある。(政経部・又吉朝香、東京報道部・新垣卓也)

(参照)キビ単価据え置き、2年連続 1トン当たり1万6860円

 「交付金単価を引き下げるべきだとの厳しい指摘があった」。

 東京都内の自民党本部で1、2日に開かれた自民党の野菜・果樹・畑作物等対策委員会で、農水省の担当者は交渉の過程で財務当局から指摘があったと明かした。...