オリオンビール(豊見城市、村野一社長)は2日までに、低アルコール炭酸飲料「ハードセルツァー」の「DOSEE(ドゥーシー)」の販売を終了すると販売代理店に通知した。国内飲料メーカー初のハードセルツァーとして、いち早く市場に投入したが、県民に浸透せず、販売不振だった。

ハードセルツァー「DОSEE(ドゥーシー)」の(左から)グレープフルーツ、シークヮーサー、アセロラ味の3製品

 DOSEEは今年3月、県内量販店などで販売を始めた。グレープフルーツ、シークヮーサー、アセロラの3種類。アルコール度数は2%で、アルコール離れが進む20~30代の若者層の取り込みを狙った。発売当初の販売目標は、2021年度内に1350万本を掲げた。

 糖類ゼロや、県産月桃エキスを使うなど、品質にこだわり、オープン価格は180~190円と一般的なアルコール飲料よりも高かった。

 オリオンビールの担当者は「根強いファンもいてくれたが、一般的なチューハイよりも50円ほど高く、購入までのハードルが高かったのかもしれない」と分析した。