無数の風船がくくりつけられ、空中に浮かぶ基地のフェンス。シンプルだが強い意志が伝わる絵に見入った。南風原町出身の現代美術家、照屋勇賢さんの個展が同町の画廊沖縄で開かれている

▼ニューヨークからドイツに拠点を移し、世界中で作品を発表する。沖縄では約4年ぶりの個展だが「沖縄の現在を見つめ、未来や自由を想像するプロジェクト」と説明する通り、展示には地元への思いがにじむ

▼作品「HOPE」は伝統芸能の津嘉山の棒術で使われる棒に「ブラック・ライブズ・マター」「#MeToo」などの抗議運動のステッカーを貼った。...