[2021オンラインでまるごと久米島]

久米島の特産品を県内外にアピールしようと、くめじま物流センターを立ち上げた喜納ひろみさん=11月24日、久米島空港内

 【久米島】久米島の複数の特産品をセットにして県内外にアピールする「くめじま物流センター」がこのほど、発足した。1日開幕の「2021オンラインでまるごと久米島」には、車エビや島の泡盛などを詰め込んだセット商品を出品している。同センターの親会社の喜納ひろみ専務(64)は「商品を扱う窓口が増えれば特産品の売り上げも増える。まずは会社名を知ってもらえたら」と意気込んだ。

 同センターは5月、久米島空港近くの運送会社「喜納エイジーエス・カーゴサービス」の一部門として設立。新型コロナウイルスの影響で特産品事業者は売り上げの減少に悩んでおり、喜納さんは「貨物需要も減っていて、人ごとではない。大手ではない私たちにできることは地域密着」と、設立を思い付いたという。

 町内11社から集めたセット商品を100以上そろえた。事業者ごとに注文すると会社の数の分だけ送料がかかるが、セットにすると輸送料が低減できる。取引業者で久米島赤鶏牧場(山城和満代表)の山城昌泉さん(39)は「お客さんが利用しやすくなって、売り上げの増加につながればうれしい」と期待する。

 発足から半年。売り上げは「まだまだ」と話す喜納さんは「将来的はうちにしかできない組み合わせの商品も作りたい」と語った。オンラインでまるごと久米島のURLは、https://www.okinawatimes.co.jp/feature/kumejima