「年越すばにトライ」-。自然農法塾(崎原盛正塾長)は11月14日、沖縄県北中城村和仁屋公民館の広場で和仁屋在スローフード・物つくり「わにや耕房」を主宰する比嘉和行さん(73)を講師に「そば打ち体験教室」を開いた。そばを自分で打ち、味わい、楽しい年末年始を迎える狙い。新型コロナ対策として検温、マスク着用を徹底した。県内各地から参加した親子約40人は一足早い年越しそばに舌鼓を打った。

麺づくりに挑戦する親子ら=北中城村・和仁屋公民館

 彩りに使用する素材はさし草(アワユキセンダングサ)のパウダーや赤いドラゴンフルーツパウダー、黒ゴマの3種類。「強力粉(500グラム)にさし草、ドラゴンフルーツのパウダーを混ぜこねて耳たぶくらいの柔らかさにする」「ビニール袋に入れ約30分寝かせる」「麺棒で伸ばしびょうぶ状に重ね折り畳み、約2~4ミリの幅で包丁で切っていく」などの手順を比嘉さんが説明。親子らは懸命に取り組んだ。

 切った麺をずんどう鍋のお湯でゆで、まぶした後、大根、ニンジン、タマネギと昆布のだし汁をかけた。かまぼこ、薬味のネギを加え、3色彩り鮮やかなそばが出来上がった。

 本部町から参加した紫あゆなさん(35)は「腰がありおいしい。はるばる来たかいがあった」、南風原町の照屋優子さん(50)は「今年の年越しそばは手打ちに決まり」と張り切った。崎原塾長が「今年は新型コロナが猛威を振るった。新しい年が平和で健康になるよう祈念しよう」とあいさつをした。そばを食べ終わった後、全参加者による「ハルサーダンス」が披露された。(翁長良勝通信員)