居酒屋「串喝酒場ちゃうちゃう」(沖縄市松本)は、店内で提供している人気料理を店舗前の自動販売機で冷凍販売している。「好きな時に温めて食べられる」「おいしい」など、利用客から好評だ。コロナ禍でも取引先から継続して食材を仕入れようと始めた取り組み。オーナーの島泉さん(41)は「気軽に食べてもらい、店を知ってもらうきっかけにしたい」と話した。

店の料理を冷凍販売している自動販売機をPRする「串喝酒場ちゃうちゃう」のオーナー島泉さんら(左から2人目)=11月15日、沖縄市・同店前

 時短や休業要請中でも「売れるものを作って、業者から仕入れを続けたい」(島さん)と、10月下旬から始めた。販売機には、店内で人気のガーリックシュリンプ(8尾千円)や県産豚肉と北海道産干し貝柱を使ったシューマイ(6個500円)などが並ぶ。

 食品ロスが生じないよう店内で調理し、真空にして冷凍機能付きで販売している。3カ月間保存でき、食べる前に湯せんして温めると店の味が気軽に楽しめる。

 通常の調理法だと真空にする際の圧力で調味料が染み込み、味が濃くなり過ぎるなどの課題もあった。研究を重ね、調味料を調理後にかけるなど工夫を凝らし、冷凍でも店頭と同じ味に仕上げた。

 販売機の数枠は、希望する他店の商品を入れるスペースとして活用する考えだ。