第2回孤島丘奈の会「琉球舞踊への誘い」が11月19日、東京の小金井宮地楽器ホールであった。長年の修練に裏打ちされた実直な踊りで、故郷小金井市に沖縄の風を届けた。琉球舞踊太圭流の佐藤太圭子家元(重要無形文化財「琉球舞踊」保持者)に師事する孤島は「天川」、「花風」、「高平良万歳」の一人舞と同門の先輩皆川律子との「打組鳩間節」(作舞・佐藤)を披露した。

 雑踊「花風」は遊女と恋人の別れを題材にしているが、佐藤家元は遊女に限定しない離別の悲しみに焦点を当てる。孤島の踊りも抑制された手巾の動きなどに、哀切と耐える強さを感じさせた。

 幕開けの古典女踊「天川」では鍛えられた下半身が生み出す滑らかな重心移動と繊細な手ぶりを見せた。...