[忘れない 川崎ジェット機墜落60年](下)

 「同じ年に墜落事故があったなんて」-。うるま市川崎自治会長を務める金城一也さん(44)は、字誌の編さんに向けた準備を進めていた今年2月、川崎ジェット機墜落事故と同年の1961年に、米軍ヘリコプターも川崎に墜落していたことを知り、衝撃を受けた。

 当時の新聞記事によると事故発生は61年5月4日午後3時半ごろ。第53陸軍航空隊司令部付分遣隊の小型ヘリコプターが川崎小中学校の後方約150メートルのキビ畑に墜落し、炎上。搭乗員7人のうち2人が即死、5人が重軽傷を負った。

 金城さんは事故から16年後の77年生まれ。ジェット機やヘリの墜落事故があった、と子どものころ父親から聞いた記憶はあるが、父は詳しく語らず、同じ年に起きたことや、事故の詳しい内容についてはほとんど知らなかったという。

 また同年7月18日にも、川崎マリン隊を離陸した米軍ヘリが、...