またもや官庁による統計データの大規模書き換えが発覚した。8年間にわたり、国の基幹統計を巡って国土交通省が建設業者の提出した調査票を無断で書き換え、二重計上していたのだ。この統計は建設業の受注実態を表すもので、GDPにも関係している。

 冒頭に「またもや」と書いたが、同じようなことは過去にもあった。2019年、厚労省が働く人の賃金や労働時間などを調べる「毎月勤労統計調査」を長年、誤った手法で行っていたにもかかわらず、それが隠され続けていたことが発覚したのだ。またその前年には、障害者雇用について、中央省庁の8割にあたる行政機関で計3500人水増し報告されていたことが明らかになった。

 いずれもただの間違いというより、隠ぺいや改ざんの性質が強い。私が属する...