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「みんなが帰る場所残したい」 福島のエイサー団体、胸に刻む「3.11」

2017年3月12日 11:23

 福島県いわき市で沖縄出身者が立ち上げたエイサー団体「いわき美らてぃーだ」は11日、東日本大震災犠牲者への鎮魂と、多くの人に元気を届けたいと市内で演舞した。

エイサーを披露する安次富代表(右から3人目)ら「いわき美らてぃーだ」のメンバー=11日午後5時半、福島県いわき市

 同団体は震災当時、津波で練習場が被災し、東京電力福島第1原発事故でメンバーが県外に避難するなど、活動休止に追い込まれた時期もあった。安次嶺勉成代表(42)=那覇市出身=が「みんなが帰って来られる場所を残しておきたい」との強い思いで、現在も約10人のメンバーで活動を続けている。

 演舞では6年前、1歳だった安次嶺代表の長女真依さん(7)と、まだ生まれていなかった長男瑛太ちゃん(3)も太鼓をたたいた。安次嶺代表は「震災から七回忌との気持ちを込めて演舞した。いわきの復興を願い、子どもの成長を思いながら前に進みたい」と話した。

 メンバーの鈴木恵利子さん(50)=同=は「あの日を忘れたいという人もいるし、3・11は静かに家族と過ごそうと思ったが、安次嶺さんの熱意に押されて参加した」と笑顔を見せた。

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