沖縄市は21日、市議会12月定例会の一般質問で、市内の新たな軌道系交通システムとして、ジェットコースターの技術を応用した「エコライド」が導入できるかどうか調査研究する考えを示した。市全域や、泡瀬沖合で進める東部海浜開発事業の人工島「潮乃森」の島内移動手段としても調査研究を進める考え。

「エコライド」の走行イメージ(泉陽興業提供)

 「エコライド」は、大阪市のメーカー泉陽興業が開発。位置エネルギーなどを利用して道路上空を走行する。走行方法は地形によって異なるが、ワイヤなどで10メートル巻き上げることで約400メートル走行できる。車両にモーターを持たず「省エネの交通システム」とされる。走行速度は時速20キロで最高速度は40キロ。1車両12人乗り。2~7両編成で走行する。

 同社によると「導入を検討している自治体は複数ある」という。

 宮城浩氏(にぬふぁ星おきなわ)が調査研究の検討を求めた。これに対し、市の比嘉直樹建設部長は「情報を収集し、安全性や事業性、適応エリアなど調査研究に努めていきたい」、我謝勝俊建設部参事は「『潮乃森』の付加価値を高める一つの要素として考えられる。誘客への材料、島内を移動する交通手段として、事業性、活用方法などを調査研究していきたい」と述べた。

 市によると、今後、調査方法を検討する。