1972年5月15日の沖縄本土復帰とともに国の重要無形文化財に指定された「組踊」は2022年、指定50年の節目を迎えた。琉球王府の踊奉行、玉城朝薫によってつくられた組踊は世代から世代へ受け継がれ、今日まで守られてきた。10年にはユネスコ無形文化遺産に登録され、今や世界の「宝」となった組踊。