沖縄防衛局は15日、名護市辺野古の新基地建設工事で4月以降、翁長雄志知事の新たな岩礁破砕許可を受ける必要はなくなったと県に通知した。工事海域の漁業権は消滅したというのが理由だ。建設阻止に向けた知事の「あらゆる手法」を封じようと策を練ってきた政府に対し、県は有効な手だてを見いだせずにいる。

(資料写真)辺野古沖で始まったフロート(浮具)が付いた汚濁防止膜の設置作業=3月10日、名護市・大浦湾
辺野古・岩礁破砕許可:正当性をアピールする政府 沖縄県は有効策見いだせず
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