沖縄県の那覇署は31日、同日朝に発生した那覇市安謝のアパート火災で部屋に火を付けたとして、この部屋に住む男子高校生(16)を現住建造物等放火の疑いで逮捕した。署の調べに「間違いありません」と容疑を認めているという。

(資料写真)パトカー

 逮捕容疑は31日午前6時20分ごろ、那覇市安謝の自宅アパートの1室で、ガスコンロを使って部屋に火を付け燃やした疑い。

 また那覇署は同日、火災で搬送され意識不明の重体となっていた、この部屋に住む男子高校生の姉の清掃作業員(21)が午後2時25分ごろ搬送先の病院で死亡したと発表した。死因は調査中。

 同署によると、この部屋には母親と子3人の計4人が住んでおり、火災発生時に母親は不在で無事だった。部屋には男子生徒のきょうだい2人が寝ていたとみられ、兄で10代の男性は火災に気付いて自力で避難したが、姉は逃げ遅れた可能性があるという。署は殺人容疑も視野に詳しく調べる方針。

 アパートは地上2階、地下1階建ての鉄筋コンクリート造り。火災があったのは地下1階の部屋。アパートの他の部屋へ延焼はなく、住人のけが人もいない。