県立玉城青少年の家(南城市、前泊肇所長)のスタッフが、子どもから高齢者までさまざまな人を受け入れる態勢を整えようと、防災介助士やサービス介助士といった資格の取得を進めている。車いす利用者への対応や災害時の避難者受け入れなどを想定し、スキルアップに努めてきた。経験や知識を利用者に還元しながら、「地域づくり、人材育成の拠点になれたら」と意気込んでいる。(学芸部・嘉数よしの)

 同施設は2019年から、一般社団法人沖縄じんぶん考房が指定管理者となった。20~50代のスタッフ8人全員が、施設サービスの向上につながる複数の資格を取得。防災や介助に関するもの以外にも、社会教育や地域のつながりづくりを支える社会教育主事や生涯学習コーディネーターなども得ている。

 青少年の家には、生涯学習の推進や若者の自立支援に向けた役割が求められており、前泊所長は「資格取得は社会的要請を受けた対応」と説明。施設の主な利用者は自然体験に訪れる子どもたちだが、今後は「高齢者や地域住民にも活用してほしい。屋外活動を教えるスキルを高めながら、地域の人たちともつながる取り組みをしたい」と見据える。

 11月には、県内の青少年の家では唯一、県が定める基準を満たした感染防止対策認証施設に...