[沖縄の生活史~語り、聞く復帰50年]第1部(3) 佐渡山豊さんに共感(下)

 佐渡山豊(71)の歌と出合って半世紀近く。石垣市の我謝利恵子(57)は平和を願う思いを抱きつつも、「基地は必要ではないか」と思い悩むようになった。竹富町西表島の石田ひろみ(61)は世界自然遺産の登録を機に「沖縄本島が復帰後に歩んだ道を西表島がたどるのではないか」と危惧する。

 1982年に西表島のダイビングショップで住み込みで働くようになる。

 「宿泊と食事はショップ持ちで、日当千円。夏の繁忙期に働き、...