プロ野球パ・リーグの新人王に輝いたオリックス投手の宮城大弥(20)が4日、母校・興南高の成人式に参列した。契約交渉や新人王の授賞式で着たグレーのスーツ姿で学びやに戻り、「今年もけがなく1年間をやり通したい」と意気込んだ。

色紙にしたためた今年の目標を見せるオリックスの宮城大弥=興南高校(名護大輝撮影)

成人式終了後、野球部のメンバーと記念写真に収まるソフトバンクの勝連大稀(左)とオリックスの宮城大弥(右)ら

色紙にしたためた今年の目標を見せるオリックスの宮城大弥=興南高校(名護大輝撮影) 成人式終了後、野球部のメンバーと記念写真に収まるソフトバンクの勝連大稀(左)とオリックスの宮城大弥(右)ら

 プロ2年目の昨季、宮城は13勝を挙げ、防御率2.51の快投でチーム25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。この日は卒業以来、2年ぶりに集った同級生と談笑。「頑張ったな」「すごいね」と褒められると、「同級生に言われるとうれしい」と表情を崩した。

 式典では野球部監督で同校の我喜屋優理事長から急きょ壇上に上げられ、即席の質問タイムへ。新人王になり、大幅アップとなった年俸の使い道を聞かれて「車と時計を買いたい。もうすぐ免許が取れるので、安全運転で京セラドームに通う」と答え、同級生たちを笑わせた。

 昨年6月には高校球児のような五厘刈りで話題を集めたが、「成人の責任ある行動を考え、今年の野球以外の目標は『おしゃれ』にしたい」と「脱・丸坊主」を掲げた。

 式典終了後には元野球部員でグラウンド前に集まり、スマートフォンで記念写真を撮り合った。「昨季は後半に体力、精神的に良くない部分が出た。数字を気にしなかったらいい結果が出ると思うので、今年は1年をやり通し、チームに貢献したい」とさらなる飛躍を誓った。