新春 TOP INTERVIEW 2022

 沖縄経済の第一線で活躍する企業・団体の経営者に、新たな年を迎えるにあたっての抱負や展望、変化の激しい時代を見据えた今後の事業展開、地域貢献への思いなどをうかがいました。

大庭雄一氏 こくみん共済沖縄推進本部本部長

 -2021年を振り返って。

 昨年11月1日に、創立50周年を迎えました。協力団体および組合員の皆さまに感謝の気持ちを伝える記念事業や式典を計画していたのですが、コロナ禍により、大幅な見直しをせざるを得ない状況になりました。緊急事態宣言以降の対策として、職員の在宅勤務や時差出勤を取り入れたり、共済ショップでは感染防止策を万全に講じたうえで、営業時間の短縮などを行いました。

 そのような状況においても、事業実績は、9月末現在で新契約件数が前年同期比8%増加、21年度の目標達成率も34・4%と、順調に推移しています。20年度の新契約の目標達成率も前年度比の伸び率が4年連続で全国1位となりました。18年度に策定した4カ年計画「中期経営政策(New-Zetwork)」で創立50周年に向けた高い事業目標を掲げましたが、最終年度末の8カ月前に達成することができました。「助け合いの輪」を広める当会の事業と運動に対して、協力団体や組合員の皆さまから多大なご理解とご協力をいただいた結果だと感謝しています。

 -22年の重点施策について。

 新たな事業推進体制への再編整備について具体的な議論に入ります。組合員に寄り添った推進活動を行い、接点場面を増やすために、対面推進要員を増員し、より細やかな提案型推進にシフトしていく考えです。またDX(デジタルトランスフォーメーション)にも取り組みます。オンラインの推進、PC・スマホ・タブレット端末の活用を促進し、新たな事業推進方法を創出していきます。

 共済別では主力共済であるマイカー共済・自賠責共済・住まいる共済など損害系共済と近年加入が広がっているこくみん共済を中心に推進強化を図っていきます。マイカー共済は昨年11月からコープおきなわ、学校生協、指定整備工場が代理店として取り扱いを開始しました。新たな推進チャネルとして地域の皆さまのさらなる共済利用につながればと考えています。

 -社会貢献活動について。

 県内の社会問題である子どもの貧困に対する取り組み「ろうきん こくみん共済 coop 働く仲間のゆめ・みらい基金」では、自賠責共済を除く、新契約1件あたり100円の寄付を行っています。昨年10月から、各指定整備工場の皆さまにも基金の意義に賛同いただき、組合員の車検利用1台に対する寄付を100円から200円に引き上げていただきました。沖縄の子どもたちに夢を与える「りっかりっか*フェスタ」にも長年協賛させていただいています。

 -新年の抱負を。

 新たに次の50年を目指し、共済事業を核に労働者自主福祉運動を広め、理念である「みんなでたすけあい豊かで安心できる社会づくり」を体現化していくとともに、やりがいのある職場、風通しのよい職場環境を役職員全員でつくりあげてまいります。

 おおば・ゆういち 1960年生まれ。うるま市出身。宮崎電子工業高等学校卒。シャープに就職。その後沖縄に戻り、衣料品関係の仕事に就く。95年に組合役員、2017年7月から現職。


人柄に迫る3つのパーソナルクエスチョン

  1. 座右の銘や好きな言葉:チーム
  2. いま夢中になっていること:スクワットなどで体力づくり
  3. 休日の過ごし方:家庭菜園(島とうがらし栽培など)