新春 TOP INTERVIEW 2022

 沖縄経済の第一線で活躍する企業・団体の経営者に、新たな年を迎えるにあたっての抱負や展望、変化の激しい時代を見据えた今後の事業展開、地域貢献への思いなどをうかがいました。

佐藤健人氏 PHR沖縄ホテルマネジメント代表取締役

 -2021年を振り返って。

 2年続きのコロナ禍の影響は大きく、大変厳しい年となりましたが、ハイアットリージェンシー那覇沖縄、リーガロイヤルグラン沖縄、オクマプライベートビーチ&リゾートの3ホテルとも、感染対策を徹底して営業しつつ、沖縄の観光は必ず復活すると信じ、人財育成に努めてきました。当社はグループ企業の多角経営によって雇用と待遇を守り、定期昇給や賞与支給を行うことができました。新卒採用については、昨年春は70人を採用、この春にも新卒80人が入社予定です。沖縄の観光業界が厳しい今、少しでも地元の雇用を拡大したいと思い、新卒採用の約8割を沖縄出身者が占めています。

 -やんばるに注目が集まる年です。

 昨年7月に沖縄本島北部が世界自然遺産に登録され、この春からはNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」が始まる予定で、やんばるにスポットが当たる年になると予測しています。ドラマの舞台となるやんばる地域にあるオクマプライベートビーチ&リゾートは、20年にガーデンヴィラ36室の改装を終えました。現在、グランドコテージ48室にも着手しており、この夏にフルリノベーションが完成しますので、ぜひご期待ください。

 -いよいよ7月下旬には琉球ホテル&リゾート名城ビーチが開業します。

 国建の設計監理のもと、フジタ・國場組JVおよび現場作業員の皆さまの頑張りにより、コロナ禍でも順調に工事が進捗しています。現在、採用活動を進めており、正社員150名以上、パート100名以上を雇用する予定で、最終的に計550名の人員を予定しています。140室の社員寮をはじめ、4月には病児保育も可能な保育園を開園を予定しており、社員の福利厚生にも力を注いでいます。

 このホテルは全室オーシャンビューバルコニー付き443室の客室、約1千名が収容可能な大宴会場、6つのプール、9つのレストランを備えています。那覇空港から20分という好立地にあり、本島南部のリゾートという新たな観光コンテンツを提供できると考えています。県内最大級の大宴会場では、大型MICEも実現可能です。20年秋から受付開始したMICEは多数のお問い合わせをいただいており、「リゾートMICE」のマーケットの大きさを実感しています。

 さらに、海を臨むチャペルもあり、リゾートウェディングを主催します。地元カップルの皆さまにも結婚式・披露宴会場としてご利用いただけますので、ぜひご期待いただければと思います。

 -新年の抱負を。

 復帰50年の今年は、未来を見据えた沖縄観光の新たな始まりの年だと思います。この記念すべき年に、新たなホテルを開業できることを、光栄に感じております。国際会議や学会など世界中のリゾートМICEを誘致できる東洋一のリゾートを目指して、新しい沖縄観光のコンテンツをしっかりと創出してまいります。

 さとう・けんと 1984年生まれ、東京出身。ハイアットリージェンシー那覇沖縄の総支配人および同社代表取締役、リーガロイヤルグラン沖縄、オクマプライベートビーチ&リゾート、琉球ホテル&リゾート名城ビーチの代表取締役を兼ねる。


人柄に迫る3つのパーソナルクエスチョン

  1. 座右の銘や好きな言葉:何事も一生懸命
  2. いま夢中になっていること:2人の娘に夢中
  3. 休日の過ごし方:ゴルフ