新春 TOP INTERVIEW 2022

 沖縄経済の第一線で活躍する企業・団体の経営者に、新たな年を迎えるにあたっての抱負や展望、変化の激しい時代を見据えた今後の事業展開、地域貢献への思いなどをうかがいました。

木村達郎氏 琉球ゴールデンキングス社長

 -沖縄アリーナのオープンを迎えて。

 おかげ様で昨年の春に沖縄アリーナがオープンし、4月21日には多くのお客さまを迎えて初のBリーグ公式戦を開催することができ、沖縄アリーナが始動したことを実感しております。

 新型コロナウイルス感染拡大により長引く緊急事態宣言のもと、休館せざるを得ない期間もありましたが、琉球ゴールデンキングスのホームゲームとしてのBリーグ公式戦をはじめ、昨年11月3日には世界的チェリストとして知られるヨーヨー・マのワールドツアー「バッハプロジェクト」の日本唯一の公演、11月20日には沖縄初上陸となる総合格闘技RIZINの沖縄大会、12月11・12日には子どもたちがやってみたい仕事を体験できる「アウト・オブ・キッザニア・イン・おきなわ」など、開館初年度から多彩なイベントを開催することができました。

 沖縄アリーナ誕生を支えてくださった関係者の皆さま、そして賛同し応援してくださった多くの皆さまに、心から感謝を申し上げます。

 -キングスの歩みを振り返って。

 新しいものを創るとき、人はわくわくして熱中する一方、本当に実現できるのだろうかという不安にかられます。2005年の球団設立活動からキングスに関わり、2007年11月3日の初の公式戦を迎えたときの感動は今も忘れられません。私が創設し共に歩んできたキングスを、「わったーキングス」と愛し応援してくださる皆さまが、「県民のキングス」に育ててくださったのだと思います。

 そして「キングスのホームゲームができるアリーナを」と願い続け、長きにわたるプロジェクトの成果として、ようやくここまで来ることができたことを心から感謝しております。

 -社会貢献活動について。

 地元からの支援への感謝をこめて、平成29年から「キングス×沖縄市ホームタウンドリームプロジェクト」の一環として、副教材「ドリームスタディドリル」の贈呈を行っています。このドリルは、市内の子どもたちに夢を持つことの大切さや勉強の楽しさを伝えるため、学習科目が増える小学3年生に無償配布していただいています。この活動は今後も継続してゆく予定です。

 -2022年の抱負を。

 沖縄アリーナでは明日からBリーグの公式戦が開催され、1月14・15日にはBリーグのオールスターゲームがあります。2月19・20日にはドリームズ・カム・トゥルーをメインゲストにしたグランドオープニングイベントが「オキナワドリームセッションズ2022」として復活開催されます。

 沖縄アリーナは、一人一人にとって特別な、自分のアリーナだと思ってもらえるような場所、楽しいことが詰まったスペースでありたいと考えます。県内はもちろん、日本中、世界中の皆さまにとってのホームアリーナを目指してまいります。

 きむら・たつろう 1973年生まれ。東京都出身。筑波大卒。琉球ゴールデンキングスのチーム運営をはじめ、沖縄アリーナ(株)会長も務める。


人柄に迫る3つのパーソナルクエスチョン

  1. 座右の銘や好きな言葉:感謝
  2. いま夢中になっていること:糖質制限。歳を取り、基礎代謝の低下を痛感
  3. 休日の過ごし方:寝る。免疫力が下がらないように意識