東京中野区に1970年から84年まで県出身者の憩いの場「沖縄郷土の家」があった。那覇市出身の故金城唯温さんと静子さん夫婦が区の委託を受け、無償で自宅を開放。就職で上京した若者を支えた▼スタート当時、沖縄は米軍統治下でパスポートが必要だった。