[沖縄はいま 復帰50年]

 「はなしちん、ひちみしぇーびらんがや(風邪をひいてませんか)」「がんじゅうむんやくとぅ、かからんどー(元気だから、かからないよ)」。1990年代、那覇市の小学校。職員だった同市の嘉数美津子(80)が校長と「うちなーぐち」(沖縄本島中南部の言葉・沖縄語)で話すと、使うことのない同僚は口々に「芝居みたいねぇ」。

 嘉数や研究者...