【沖縄】沖縄市の工房「Cheeseanista(チーザアニスタ)」が作ったチーズ「リトルアイランドティリー」が、11月3日にスペインで開催された国際的な世界最大級のチーズコンテスト「World Cheese Awards(WCA)2021」で、「ゴールドラベル」を受賞した。オーナーのパメラ・アンさん(56)は「ヨーロッパで認められてうれしい」と喜んだ。(中部報道部・屋宜菜々子)

「World Cheese Awards2021」で、ゴールドラベルを受賞したチーザアニスタのチーズ「リトルアイランドティリー」=12月18日、沖縄市・同店

チーザアニスタのオーナー、パメラ・アンさん=12月18日、沖縄市・同店

「World Cheese Awards2021」で、ゴールドラベルを受賞したチーザアニスタのチーズ「リトルアイランドティリー」=12月18日、沖縄市・同店 チーザアニスタのオーナー、パメラ・アンさん=12月18日、沖縄市・同店

 併せて、10月27~28日に開催された「第13回ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」でも金賞に輝いた。

 受賞したチーズは、県産牛の生乳を使ったフレッシュチーズをオリーブオイルに漬けたもの。オイルの味が染み込んだまろやかな味わいが特徴だ。ギリシャから取り寄せた「風味が強い」(パメラさん)ハーブを漬け込んだオイルは、サラダやパスタにかけても楽しめる。

 WCA2021で日本チーズの出品窓口を担当したNPO法人チーズプロフェッショナル協会によると、33回目の開催となった今回は、世界45カ国から4079品が出品。日本から25工房37品がエントリーした。

 パメラさんが獲得した「ゴールド」は世界で316品。「チャンピオン」1品、「トップ16」、「スーパーゴールド」88品に次ぐ賞で、同協会は「全チーズの1割にも満たないゴールドを獲得できたことは素晴らしい成果。欧州産チーズの一定レベル以上のクオリティーであることの証明」だという。

 米国出身のパメラさんは2012年に沖縄へ移住。県産食材に注目し、趣味のチーズ作りを本格化させた。プラザハウスショッピングセンター1階に工房と店舗があり、県産の牛やヤギの生乳を使ったチーズやヨーグルトを製造販売している。

 パメラさんは、今後について「沖縄のミルクと植物のカラキを使ったチーズを作りたい」と目標を話した。

 受賞したチーズは100グラム1296円(税込み)。店頭のほか、那覇市のデパートリウボウ「樂園百貨店」、うるま市の「うるマルシェ」などで取り扱っている。