政府が名護市辺野古で進める米軍基地建設は、早くから水面下で大幅変更を余儀なくされかねない事態に直面していた。火種となった軟弱地盤はその後も尾を引き、政府の対応に県や専門家が疑問を示している。

 軟弱地盤が見つかる2015年。政府は当初、この時期に埋め立ての護岸工事を始める意向を示した。「可能であれば夏ごろにも着手したい」。3月、中谷元防衛相(当時)が国会で明言した。

 だが...