舞台はコザのゲート通りにある米兵相手の質屋兼Aサインバー。店を経営する母親と血のつながりのない息子たちが久しぶりに集まり、沖縄戦や米軍統治下で翻弄(ほんろう)される人生を見つめて本音をぶつけ合っていた▼店の外では飛び交う怒号。