新型コロナウイルスの感染急拡大で医療現場が逼迫(ひっぱく)していることを受け、北部地区医師会病院(沖縄県名護市)は17日~2月5日、人間ドックと健康診断を休止する。健診を行っていた同院健康管理センターを活用し、同期間中、北部地域の医療従事者や市内の65歳以上の高齢者に3回目のワクチン接種を行う。
ワクチンはファイザー製で平日は午前と午後合わせて300人、土曜午前は150人に接種する。名護市のコールセンター(予約専用)は電話0980(43)5125(平日午前9時~午後5時)。
接種券が手元に届き次第、順次予約が可能。市の予約サイトとコールセンターで受け付ける。病院での直接の予約はできない。
同院の田里大輔医師は「人間ドックの休止は昨年に続いて2回目になるので大変心苦しい。感染が拡大する中でワクチンを接種してもらい、今後に備えてほしい」と話した。