[初陣 選挙イヤー 名護市長選 1・23](中)

 「いま、一番成熟している」。公明党県本部の金城勉代表(70)は、県内選挙で協力を重ねた自民県連との関係をこう表現する。23日投開票の名護市長選に向け、年末年始も自ら街頭に立ち、自公で推薦する現職の渡具知武豊氏(60)の支持拡大に奔走している。

(上)辺野古の新基地「容認」の自民 推薦受ける現職は「見守る」 戦略か? 責任放棄か?

(中)「いま一番成熟している」自民と公明の関係 名護市長選、票集めに奔走 基地問題に触れぬ「配慮」

(下)新型コロナ拡大「米軍基地あるが故」 攻勢強める名護市議会野党

 公明は昨年12月に結んだ渡具知氏との政策協定から、2018年の前回選挙で盛り込んだ「海兵隊の県外・国外への移転を求める」などの基地問題に関する項目を省いた。

 辺野古の賛否を示していない渡具知氏への「配慮だ」と、幹部は理由を述べつつ「変節ではない。支持者の理解もしっかりと得られている」と強調する。

 「平和の党」をうたう公明の変化ぶり。自民県連の幹部は「友党とはいえ、以前は基地政策はアンタッチャブルだった」と話す。

 変節か、変化かはともかく、なぜ公明の姿勢は変わったのか。...