沖縄県警は13日、2021年の県内の刑法犯認知件数が5836件(暫定値)だったと発表した。2003年以降、19年連続の減少となり、復帰後最少を更新した。新型コロナの感染拡大や緊急事態宣言を受けた外出控えで、人の流れが減ったことなどが影響したとみられる。特に自転車盗など「街頭犯罪」の減少が目立った。

 一方で、詐欺などの知能犯411件は、前年に比べ43件増加した。

 県警によると、県内の刑法犯認知件数は復帰後最多となった02年の2万5641件をピークに年々減少。21年は、20年に比べ162件減った。減少幅は過去10年間で2番目に小さかった。

 罪種別では窃盗犯の3581件(前年比129件減)が61%を占め、最多となった。このうち自転車盗やオートバイ盗、車上狙いなどの街頭犯罪が、それぞれ前年比18・3%、16・9%、10・6%と大きく減少した。

 暴行や傷害などの粗暴犯は740件(同48件減)。賭博や強制わいせつなどの風俗犯が70件(同増減なし)、殺人や放火などの凶悪犯は39件(同12件減)と、いずれの罪種も減少傾向にある。