[名護市長選 2022・1・23]

 名護市長選が16日、告示される。現職の渡具知武豊氏(60)=自民、公明推薦=と、新人で同市議の岸本洋平氏(49)=立憲民主、共産、社民、社大、新しい風・にぬふぁぶし、れいわ新選組推薦=の一騎打ちとなる見通しだ。2氏が政治家を志したきっかけや趣味などの横顔を紹介する。(名護市長選取材班)

■対立から融和と発展へ 渡具知武豊氏

 「もっと輝く名護市へ!!」をスローガンに掲げる渡具知武豊氏は1961年8月12日生まれの60歳。名護市許田出身で、第一経済大(現・日本経済大)を卒業し、保険代理店経営を経て98年に名護市議に初当選した。2018年の市長選で初当選して現在1期目。

 幼少期、父親とお風呂に入っている時「将来何になるか」とよく聞かれたという。「その中での『政治家になるか』という話が今につながっていると思う」と振り返る。20代半ばから名護市商工会青年部で活動。「地域のために役立つことを」と市議選に挑戦し、政治の道へ踏み出した。

 ウオーキングや柔軟体操が日課。趣味の家庭菜園にもいそしむ。

 「市民に対立ではなく融和と発展をもたらしたい。私にだからできることを一歩一歩着実に実現し、もっと輝く、豊かな名護市を実現したい」と拳を握る。

■暮らしと子の未来守る 岸本洋平氏

 「市民のくらし、あなたの笑顔、子どもの未来、かならず守る!」をスローガンに掲げる岸本洋平氏は、1972年12月19日生まれの49歳、「復帰っ子」だ。名護市宇茂佐出身で、故岸本建男元名護市長の長男。早稲田大大学院を修了し、勝山病院勤務を経て、2006年9月に名護市議に初当選した。

 父建男氏の死後、「七つの条件を突き付け、新基地建設に対峙(たいじ)した父の遺志を継ごうと政治家を志した」という。

 好きなスポーツはラグビーで、名護高時代、花園の全国大会に出場経験も。自他共に認める「優しいが頑固」な性格で、好物は豆腐チャンプルーだという。

 「完成の見通しが立たない辺野古新基地建設をここで止める。市のリーダーとしての責任を果たし、市民の皆さんと一緒に平和で豊かな誇りある名護市を築いていきたい」と意気込む。