任期満了に伴う沖縄県の名護市長選挙が16日告示された。23日投開票。新人で前名護市議の岸本洋平氏(49)=立憲民主、共産、社民、社大、新しい風・にぬふぁぶし、れいわ新選組推薦=と再選を目指す現職の渡具知武豊氏(60)=自民、公明推薦=の2人が立候補を届け出た。

(左)出発式で支持を訴える岸本洋平氏=16日午前、名護市宮里 (右)出発式で支持を訴える渡具知武豊氏=16日午前、名護市大北

 米軍普天間飛行場の辺野古移設問題が争点化した1998年の市長選から7回目の選挙。新基地建設への是非や教育、経済対策、地域振興策などが主な争点となる。今回は自公が渡具知氏側、新基地建設に反対する「オール沖縄」勢力が岸本氏側をそれぞれ支援している。

 両候補は同日午前、市内で出発式を行った。

 岸本氏は「これからの名護の未来、子どもたちの将来を考えた時、辺野古の新基地を認めるわけにはいかない。今ここで市政を変え、新基地建設を止める」と力を込めた。

 渡具知氏は「物事を進めるために、しっかりとした予算を確保し、事業が確実なものになる道筋をつけていきたい。もっと輝く名護市を作っていきましょう」と呼び掛けた。

 同市長選は、今秋予定の県知事選の前哨戦にも位置付けられている。