昨年12月頃から沖縄県那覇市の国際通りでは修学旅行生の姿が徐々に増え、1~3月にかけて需要が戻りつつあったが、重点措置の適用でキャンセルが急増。県バス協会の小川吾吉会長は「1月は修学旅行を中心とした団体旅行の貸し切りバスの予約が9割なくなってしまった」と話す。2月も予約の5割、3月は2割ほどのキャンセルが出ているという。

土曜の夜も多くの店がシャッターを閉め、閑散とする国際通り=15日午後8時半、那覇市牧志(田嶋正雄撮影)

土曜の夜も多くの店がシャッターを閉め、閑散とする国際通り=15日午後8時半、那覇市牧志(田嶋正雄撮影)

 スマートフォンの位置情報から平均人口を調査するソフトバンク子会社「アグープ」のデータを分析すると、16日の那覇空港駅の人出は4649人で前週比31・7%減少。国際通りは2098人で55%減、さらに年明け2日と比べると8割減となり、大幅に人出が減少している。

 那覇市のホテルパームロイヤルNAHA国際通りでも、1月の稼働率は55%を見越していたがキャンセルが増え続け、現時点で27%まで落ち込んでいる。スタッフの勤務体制も見直したといい、高倉直久総支配人は「シフトを2班に分けるなどして感染対策を取っている」と話した。