2018年にミサイル発射実験の中止を表明した北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記は「これで文在寅(ムンジェイン)大統領は寝不足にならない」と韓国側の特使に答えたという。早朝の実験が多かったことから「ブラックジョーク」と伝えられた

▼5月に任期を終える文大統領を再び困らせたいのだろうか。北朝鮮は年明けから弾道ミサイル発射を繰り返している。5日からの13日間で4回計6発と過去に例のないペースだ

▼日米の防衛システムで迎撃困難といわれる極超音速ミサイルも含まれている。岸田文雄首相は施政方針演説で「断じて許されない」と非難した。国連安全保障理事会決議に違反しており、当然である

▼その上で...