[ティンクティンクのコラムユイヤサ!](39) 屋嘉比奈々

波の音や砂浜の感触に癒やされます(屋嘉比奈々提供)

 最近、SNSがなかった世界に行ってみたいと思うことがあります。私がまだ生まれていない昭和の世界ってどういう感じだったんだろう? たまにテレビで昭和の沖縄の映像、お祭りや市場の雰囲気などを見たりします。あの時代を過ごしている方々がすごくうらやましく感じます。

 もちろん携帯電話やスマホを見ながら歩く人はいません。ほんの数十年前のことなのに、時代の流れは速いなぁと、その光景に不思議な気持ちになります。

 私が小学生の頃は友達と公園で走り回って遊んだり、鬼ごっこをしたり、かくれんぼをしたり。外で本気に遊び、夕方になると家に帰るという日常がとても楽しく、幸せでした。

 スマホを使って遊ぶことは全然ありませんでした。今では誰もがスマホを持ち、いつの間にかそれに操られているような気持ちになることがあります。知らず知らずに、何時間も触っていたり…。

 気づいた時には夜中になっていて「あぁ、また時間を無駄にしたなぁ」と。そういう時は、思いっきり気分転換をしたくなります。コロナがはやって今はあまり出来ていませんが、海に行ってずっとボーッとすることがあります。

 私にとってリセットの時間で、波の音や砂浜の感触、鳥の声、夕日が沈む景色…、とっても癒やされ、何時間でも眺めていられます。そうしていると、歌や作曲のアイデアも浮かんできます。

 最近では「ティンクティンクアッチャーアッチャー」の番組ロケで、沖縄の自然に触れることが多く、とてもうれしく思います。身近にこんなすてきな自然や街並みがあるんだなぁと気付かされます。

 コロナ禍でなかなか外出できず、もどかしい気持ちにもなります。この状況が落ち着いたら、もっともっとアクティブに動いていきたいなと思います。今はその準備期間ですね。

=毎週金曜日掲載