県産キノコの生産量が好調に伸びている。県森林管理課によると、県産キノコの生産量は2000年は66・7トンだったが、19年には約20倍の1399・7トンに増えた。鮮度や地産地消意識の高まりもあり、消費者側も多少値段が高くても県産キノコを好む傾向があるといい、スーパー各社は仕入れを強化している。(政経部・又吉朝香)

 県内のキノコ生産の中心である本島北部では大規模な生産施設が次々と整備されており、昨年5月には東村有銘で県内では大規模なシイタケ生産施設が完成、年間30トンの生産を目標としている。02年は今帰仁でエノキタケ、07年が国頭村と金武町にブナシメジの生産施設ができるなど種類の多様化も進む。

 新型コロナの影響で学校給食やホテルへの出荷量が減った20年は生産調整のため前年比11・7トン減の1388トンとやや落ち込んだが、今後も伸びが期待できるという。

 スモール農園ひがし生産企業組合(東村、比嘉昌太代表)は、国の資金なども活用し2億3062万円で生シイタケ生産施設や菌床製造機器などを整備した。施設は空調施設により通年出荷が可能で、スーパーなどのほか工場でも直接販売している。

 キノコ生産は天候に左右されず、...