1970年のコザが舞台の映画「ミラクルシティコザ」が21日から県内で先行上映される。主演を務めた俳優の桐谷健太さんが20日、平一紘監督と沖縄タイムス社を訪れ「県民の方々に映画館でソーシャルディスタンスを保って鑑賞してほしい」と呼び掛けた。

作品や沖縄への思いを語る桐谷健太さん=20日、那覇市・沖縄タイムス社(小宮健撮影)

 映画は「ロック」をテーマに現代と過去の沖縄市が交錯するコメディー作品。ロケはコロナ禍による延期を経て、2021年3月末から4月中に沖縄市を中心に行われた。大城優紀さん、津波竜斗さんら県出身の役者も多数出演する。

 伝説のロックンローラー「ハル」の若き日を演じる桐谷さん。撮影では過去の沖縄の空気感を大切にしながら「楽しみながら前向きに作った。見る人にもきっと楽しさが伝わるはず」と話す。久しぶりの沖縄訪問となり、「共演した仲間がお帰りなさいと迎えてくれた」と喜んだ。

 上映が復帰50周年の年と重なり、平監督は「いい意味でこの時期に落ち着いた。節目の年のエンタメ作品になってくれたらうれしい」と期待した。

 21日からシネマQ、ライカム、ミハマ、サザンプレックスで上映される。