名護市長選に立候補している2人は、家族や友人にとってどんな存在か。横顔を聞いた。

(左)家族で記念撮影に収まる岸本洋平さん(提供) (右)親族の忘年会に家族と参加した渡具知武豊さん(提供)

親族の忘年会に家族と参加した渡具知武豊さん(提供)

家族で記念撮影に収まる岸本洋平さん(提供)

(左)家族で記念撮影に収まる岸本洋平さん(提供) (右)親族の忘年会に家族と参加した渡具知武豊さん(提供)

親族の忘年会に家族と参加した渡具知武豊さん(提供) 家族で記念撮影に収まる岸本洋平さん(提供)

【岸本洋平さん】ラガーマン「正義感強い」

 岸本洋平さん(49)の幼少期の遊び場は裏山と宇茂佐海岸だった。スポーツも得意で、名護高ではラグビー部に入部し、花園の全国大会にも出場した。

 同じラグビー部で今も親交の深い宮平勝さん(48)は岸本さんを「正義感が強くて、芯がある」と説明する。ボール磨きや、キック練習で遅くまで残ることも多く、先輩からの信頼も厚かったという。

 妻の聖子さん(49)も、名護高の同級生。クラスは違ったが「おかしいと思ったことは先生に対してもしっかり物申すタイプだった」といい「分け隔てなく、誰に対しても優しい人柄はずっと変わらない」と話す。

 政治家を志したのは2006年、父の岸本建男元名護市長の死の11日後。当時の市長が辺野古新基地について現行のV字案を受け入れたニュースを見て「俺が出ないと駄目かもしれない」と聖子さんに伝えた。そこから周囲を説得し同年の市議選に立候補。トップ当選を果たした。

 今は子ども2人の父である岸本さん。「名護の子どもたちの将来に、これ以上危険な基地は造らせない」と訴えている。

【渡具知武豊さん】元応援団長「温厚で謙虚」

 渡具知武豊さん(60)のことを、名護高時代の同級生で親交が深い稲嶺正也さん(60)は「責任感があり、リーダーシップがある人」と語る。同校の応援団長として生徒千人以上を引っ張っていた当時から、「将来は政治家になると思う」と話していたという。「彼には未来像、ビジョンがある。ぜひあと1期頑張って」とエールを送る。

 妻の由利子さん(55)から見た渡具知さんは「子どもたちに対しても優しくて、温厚。いつも謙虚で思いやりを忘れない人」だ。趣味は料理で、中華鍋で腕を振るったチャーハンやマーボー豆腐は家族から大好評。家庭菜園にも熱心だという。

 市商工会青年部の時に「名護夏まつり」などのイベント開催に携わり、地域の評議員を務めるなどしてきた渡具知さん。1998年に初当選した市議を経て、2018年には市長に初当選した。

 由利子さんは「『地域のために』という思いが根底にあるんじゃないかな」と話し、「もっと名護市を発展させたいという渡具知の思いが伝わるように」と2期目に向けて全力で背中を押している。